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うぇるあめのタイピング関連ブログ

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タイピング練習を1年間やりました

2020/12/13に競技タイピングの本格的な練習を開始してから1年が経ちました。今回の記事はその振り返りです。

スタート地点

e-typing腕試しローマ字309
タイプウェルR常用SJ
寿司打高級4300円得

現記録

タイプウェル
国語R 総合XC 常用XA カタカナXE 漢字XE 慣ことXD 総通算回数2750回
国語K 総合SH 常用SF カタカナSJ 漢字SJ 慣ことSH 総通算回数626回
英単語 総合XF 基本XE A-F拡張XG G-P拡張XG Q-Z拡張XE 総通算回数1048回
オリジナル 総合SF 大文字SD 大小混在SD すべキーSI 数字SH 総通算回数719回
e-typing

腕試し542(顔の慣用句)
英語479スヌーピーのことば)
かな237(擬音・擬態語)
ローマ字長文657(ハロウィン長文)
合計1915

タイピング速度測定

ローマ字:S+6評価(312打)
かな:A++評価(108打)

寿司打

高級16,360円お得(速度:7.3key/秒、ミス:19key)

Weather Typing

qwe:Lv6.5
JIS:Lv2.7

Typeracer

英語Best race:103wpm / Avg.Speed:88wpm

Intersteno Internet Contests

42022点/2021年大会多言語部門世界40位


能力自己評価

実力の近いライバルと競う中で、自分の能力や特徴がある程度相対的に測れるようになってきました。(特にTyping Tubeには自分と歴・実力・成長スピードともに似通った存在が4~5人おり、心の中で勝手に"新世代"と呼んで常に差を意識し続けていました。)
項目別に見ていきます。

総合:満足

タイパーが開始一年目で上げる成果としては、トップクラスではないもののそれなりに良いと思っています。特に総合力という面ではそうそう並ばれないのではないでしょうか。

最適化:満足

1年間の前半部分でかなり頑張った箇所なので問題なし。c打ち、xn、zi/ji、u8、de43、ki78、m6、tgbyhn両手といった典型はほぼ体に染みつきました。基礎理論を使ってワードごとに最適化を組むのもできるようになりましたし、あとy左応用とか伸ばし棒周りみたいな怪しいところを引き続き潰していけば最適化で悩むことは今後なさそう。

正確性&ワーストスピード:満足

これは1年間の後半部分で特に重視した場所です。とにかく速度を安定化させて常に良いパフォーマンスを出せるようにしたいという意識が強く、正確性を武器に減速を減らす練習はかなり多めに積み重ねました。結果として一発勝負~短時間の記録詰めは周囲と比べてもかなり強くなったと感じます。

トップスピード:普通~厳しい

可もなく不可もなく。
最適化が出来ているぶん知識面で差がつくことはないですし、瞬間速度は出せないわけではないです。ただ1トライアルが短い種目では周りに押し負けがちになってしまうので、おそらく速度上限に関しては少し劣っているのかなと思ったりします。

記録狙い能力:厳しい

タイパーが記録を出せるかどうかは打鍵能力だけではなくどれだけうまく試行を積めるかにもかかっていると思うのですが、自分はその面でも周りとの差を感じます。有り体に言えばそもそも記録狙いが好きじゃないんだと思います。お前それでもタイパーか?
ここら辺に関しては自分の個性でもあると感じていて、記録更新がなくてもモチベが続く・練習そのものに集中できるというのはむしろメリットとして利用できると思っています。ただ記録狙いのギリギリの戦いでしか得られないものもあるはずなので、停滞しないようバランスはとっていきたいですね。

Latency&瞬発力:本当に厳しい

これは自分の明らかな弱点です。e-typingのLatencyは0.57前後が多く、気を抜くとすぐ0.6を超えます。周りは0.50前後が標準なのでこれだけでもうかなり大きなハンデ。
これに加えてワードを見てからすぐに最高速に持っていく瞬発力にも欠けるため、e-typingは深刻な苦手種目になってしまいました。さらに単語種目ともなるとそれはもう信じられないくらい周りに離されています。

英語・多言語

完全に武器状態です。特にTyperacerではそうそうライバルに負けることはないと思います。

かな入力

最低限満足できるレベルにはなりました。自作配列まで作って頑張っていましたが、今はローマ字の課題に集中したいので控えています。

練習目標について

基本的にはその時々で中期的な練習テーマを掲げ、1週間~数か月単位で少しずつ身に着けて行くという方針を取っていました。
最初は単純に打ち込んで基礎を作るのを2か月くらい行い、次に「基本的な最適化を理解して一つずつ導入する」のを半年ほど。その後は主に「局所的にスピードを出す動作最適化の感覚を身に着ける」「ウェザタイで集中練習して長文を安定して打てるようにする」「←をさらに発展させ、正確性95%前後かつ減速の少ない打鍵スキルを得る」のような目標を設定してきました。そのような成長の結果として記録もついてくるのが当面の理想だと思っているので、「タイプウェルで~を出す」といった形での中期目標設定はしていません。

2年目に向けて

まだまだ努力量に比例して成長する段階とはいえ、練習の効率化は今までよりも求められるはず。基本は今までの中期目標設定スタイルを崩さず、常に分析を絶やさないようにしたいと思っています。
自分の理想が「オールラウンダー」かつ「平均値が高い安定型タイパー」であると分かって来たので、長期目標に関してもある程度ビジョンを持ってやれそうかなと思っています。

速度に関しては大雑把に「局所的な打鍵スピードを上げる」というミクロの視点と「全体的に無駄をなくす」というマクロの視点を持ち、どちらも適切に伸ばしていきたいです。動作最適化や接続の改善は勿論のこと、1年目ではほぼ手が付けられなかった認識パート、すなわち先読みや適切なチャンク分けといった部分にも少しずつ切り込んでいければと思います。