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うぇるあめのタイピング関連ブログ

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タイピング考察ノート 3巻

打鍵について気づいたことノート。


◆「とこ」のジレンマ
・tokoだと片手交互が発生し、tocoだとt→cの1個飛ばし同指連続が発生する。以降TypeLighterで実験。
・okoは「おとこ」で500~700kpm(最後のoすっぽ抜け多数)、「ところ」はそれよりは安定し650~750kpm。
・ocoは「おとこ」で1000kpm超過。「ところ」は移動距離が多いものの750~830kpm。
・oco(c左親)は「おとこ」で830~950kpm。「ところ」は600~760kpm。okoと同じかそれ以上に窮屈過ぎて移動コスト込みの人差し指に劣る。
・というわけで普通のocoを使うのが丸い。
・連濁した「どこ」はdocoにすればただの交互。タイプウェルの「台所」とか。

・ぶっちゃけ人差し指に関しては「1個飛ばし同指連続」をそれほど重く見ないでいいのでは?このカテゴリの主な例であるhonやyouとかは「片手交互」のカテゴリーと見なせばいい(そして減速要因の本質もそちらの方が近い?honとhohほぼ変わらん)気がする。
・「うしなう」はn人→u人で900~950kpm、u中で1100kpm出たのでやっぱり相対的には無いとは言い切れない。でも絶対的に遅いとは言えないくらい。

・脱線するが、『幽霊東京』に出てくる「失うこと」はuを中指で取るとその後のukoが流れるように打てない、すなわち途中で最適解が変わる厄介な例であることに気付いた。
・「uこと」がukoの動作最適化の主要トリガーの一つであるため、そこまで速度差がないusinauよりもそちらの方に注目できるようにすべき。
・「うこと」「くこと」「すこと」「つこと」「ること」「すこ」「つこ」「るこ」。


◆「なにもかも」に動作上の辛さを覚える。
・右手に負担がかかりすぎ。mocamoで解決。


◆頻出の「まく」が上手く打てていない。
・kとcのどちらでもいい……と思いきや手の負担が分散できるcuの方がちょっと楽なのでmacuに変えた方がいいかも。
・練習中グダったのが「うまくいく」で、これはまずu→mでm親が必要、次はkuとcuのどちらでも支障はないが次の「い」の存在を加味するとcuiが片手2-片手1パターンで高速なのでcを打つべき(なおかつ上に揃えられるから法則も単純化)、iの次の「く」はcuが最適、ということでumacuicu(m親)。


◆「かお」はc打ち有効。
・片手2-片手1パターン。別にkaoでもあんま変わらんが。


◆「すとーりー」が速く打てない。
・理想はsu→右手1個ずらしてto-(o-同時押し)→ri-(i-同時押し、ポジション戻しながら打つのはしんどいのでi人でいいかも)。
・そもそも-の同時押しが未熟なので、まずは具体的なワードを想定しつつズレ押しでもいいので練習。


◆「uyo」にy左導入を考えるべきか
・「すよ」はs→yが長距離なのでなし。「くよ」はcならダメで、直前がkならあり(「いくよ」とかだとi→cuが最適なのでその後y左は距離的に使えない)。「つよ」はt→yの移動(時間猶予1打鍵分)が短いのでアリ(「つよく」には積極的に導入中)だが、「るよ」は微妙かな……「るよく」とかほぼ無いし……。


◆「おくびょう」はb左が有効だった。
・okuyouと上段から動かないイメージ。
・「びょう」はy左パターンとb左パターンがあり難しいが、基本的にはb→u移動(2打鍵分猶予)よりy→u移動(1打鍵分猶予)の方が個人的に辛くないのでb左で多く対処していきたい。


◆「ぶき」はk薬有効だった。
・buを人中で打ってから薬指を出す。nukで練習した技術。
・より「uk中薬」と一般化して認識すればu中が発生しなおかつc使用不可の「ぶき」「ぶけ」「ぬき」「ぬけ」で使用できることが分かる。


◆「あそび」「あそぶ」「あそぼ」はb左有効。
・やや距離はある。
・b右だとo→bの移動が重く、遅くなっていた。


◆"war"の動作の重要性
・片手異指3打であり高速化の対象。
・「わら」「わり」「わる」「われ」「わろ」全て日本語における重要パターン。
・rを打つのを気持ち遅めにしてwaを間に合わせてあげる。

・この「間に合わせてあげる」という感覚、他にも「せかい」「ぜん」でたまに起こるひっくり返りミスの対策にもなる。片手2-片手1パターンで2側の動作負担がやや重い場合は焦らず安定した高速化をしたい。


◆「しょう」にh左shouを導入していたが、「しょうが」がキツかった。
・左人指し指がfまで戻る。安定が難しい。
・長さ4文字と目立つので、先読みで「しょうが」を確認してからh右に打ち方を変えることは割とできる。


◆「きみの」「もの」にn左を導入すべき。
・nより右手で完結する文字は「み」「も」「き」があり、「みの」「もの」「きの」には全般的に適用可能。
・nより右じゃなくてもいい気がしてきた。ouno、具体的には「きょうの」「ちょうの」「りょうの」「しょうの(shouno)」とかn左有効では?(n親も候補だが、n左の方が負担分散になり速い)


◆「まごまご」(magomago)はよく見ると交互ではなくag/omの気づきにくい片手2-片手2パターンになっている。
タイプウェルワード。アドカレでも「音節に忠実なチャンク区切りの問題点」として見た話題。
・今試してみたけどこれ意識しても別に早くならない気がする。omの高速振り下ろしがある程度身についてるからかも。(母音→子音の振り下ろしは音節と音節の間に作用する高速化テクニック)
・以前気づいた例に「yeahyeahyeah」があって、これはy/ea/hy/ea/hy/ea/hと区切ることでh→yの同指連続を避けられるというメリットがあった。語と語の接続部分にも気を配るべきというのは確か。